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バリアフリー情報7項目
バリアフリー施設・設備基準
バリアフリー情報7項目の施設・設備基準は以下のとおりです。
ここで記載している数値は、「愛知県 人にやさしい街づくりの推進に関する条例」の「建築物の用途別基準適用表」及び「人にやさしい街づくり望ましい整備指針」を参考にしています。
1.トイレ | |
設置個数、設置場所 | 敷地内や施設内のトイレの情報。施設内に車いす対応トイレが設置されていなければ、公共施設など近隣の情報 |
トイレ入口への経路 | クランク形状になっている場合など通路幅が狭い場合はその幅を記載 |
出入口の有効幅※ | 有効幅80cmであれば何とか通過できる 有効幅90cmあれば無理なく通過できる ※人や物が通過できる実質の幅のこと。壁と壁の間の幅や戸の幅ではない。 |
とびらの種類 | 引き戸、自動ドアであれば利用しやすい 開き戸は使用困難 |
広さ | 手動車いすでも電動車いすでも回転しやすいとされる直径1.5m以上のスペースを基準。 「切り返し」を何度行っても車いすの向きを1人で変えられない場合は「回転できない」あるいは直径1.5mのスペースがない場合は「便座先端から壁まで等の数値」を記載 |
手すりの種類 | 両側に設置されており、そのうち片側は可動手すりが望ましい。壁側の固定手すりはL型が望ましい。 |
ペーパー、洗浄スイッチなどの設置位置・高さ | 便座に移乗する場合、便座に移乗しない場合、どちらからでも届くか |
ベビーベッド、オストメイト設備などの場所 | 乳幼児や人工肛門の方のための設備などが設置されているトイレの場所。これらが設置されていたら多目的トイレ。 |
2.敷地出入口・施設入口 | |
出入口の有効幅 | 有効幅80cmであれば何とか通過できる 有効幅90cmあれば無理なく通過できる |
とびらの種類 | 車いすで開閉する時の開けやすさ 開き戸の場合はスタッフ対応やインターホンが利用できるかどうか |
段差の状況 | 段差の有無、段差の寸法、スロープ設置状況等 |
とびらの種類 | 引き戸、自動ドアであれば利用しやすい 開き戸は使用困難 |
勾配 | 建物外は勾配を約4度(15分の1)以下にする。 建物内は勾配を約5度(12分の1)以下にする。 ※電動車いす・簡易電動車いすの登坂可能角度は、ご使用の車いすの仕様書等でご確認ください。 |
券売所 | 券売所の場所、自動販売機で購入する場合は車いすで寄れるかボタンの高さなど明記。 |
3.エレベーター | |
大きさ(定員) | 定員11人乗りであれば電動車いすでも手動車いすでも1台は乗ることができる。9人乗り以下の場合はカゴ内のサイズを明記。 ※定員数はカゴ内に記載してあります。 |
操作ボタンの床からの高さ | 100cm程度であれば、車いすに座った位置からでも手が届く。 これより高いと手が届かない。操作盤ボタンの高さを明記。 |
エレベーターがない場合 | 代替手段の有無、利用方法 |
4.駐車場 | |
台数、場所 | 有無だけではなく、台数、場所を明記 |
スペース | 障害者用駐車スペースの有効幅員は3.5m以上※ ※車いすユーザー等が自ら運転する場合、ドアを全開にして乗り降りするためのスペース |
利用しやすさ | 係員の対応、駐車場の仕上げ、屋根の有無、予約可能かどうかなど |
5.アクセス | |
方法 | 公共交通(電車、バス) 駅であればエレベーターの有無、バスであればノンステップバス、リフト付きバスの有無や利用方法など |
6.経路 | |
最寄り駅から施設までの経路状況 | 車いすユーザー一人でも大丈夫か、同行者があれば大丈夫か。歩道や段差の有無・状況、勾配、交通量など |
敷地内・施設内の経路状況 | 観光施設では敷地内にいくつか施設がある、施設内の経路が複雑になる、丘陵地などにつくられている場合もある。段差の有無・状況、勾配、車いすで通りやすい経路を記載。 |
7.設備・サービス | |
設備の有無、利用方法 | 車いすやベビーカー等の貸出、視覚障害、聴覚障害等に対応した設備、サービスの内容や貸出場所、マップ等の配布場所など記載。 |